MONO第34回公演『地獄でございます』 作・演出｜土田英生 出演｜水沼 健　奥村泰彦　尾方宣久　金替康博　土田英生 ＋＋＋ ここは温泉地の旅館か、それともサウナか。とにかくロビーでは男たちがビールを片手に馬鹿話を繰り返している。可愛い経理課の女性のこと、会社を巡る黒い噂のこと、そしてお互いの武勇伝。 しかしどうも様子がおかしい。彼らには自分たちがどうしてここにいるのかという記憶が欠如しているのだ。そう、気がつけばそこにいた。従業員に聞けば意外な答えが。 「ここは地獄でございますから」 馬鹿らしく陽気だった会話は醜いものへと変わっていく……。 ＋＋＋ 三鷹市芸術文化センター｜2007年2月8日(木)－2月12日(月･休) 長久手町文化の家｜2007年3月1日(木) HEP HALL｜2007年2月16日(金)－2月25日(日) 岡山県天神山文化プラザ｜2007年3月4日(日) ぽんプラザホール｜2007年3月6日(火)－3月7日(水) 北九州芸術劇場｜2007年3月10日(土)－3月11日(日) 本編｜98分

MONOclassic vol.4 DVD 収録作品 MONO第30回公演『きゅうりの花』（2002.8） MONO第31回公演『京都１１区』（2003.8） ＋＋＋ 『きゅうりの花』 ある過疎の町の文化施設で、サークル活動をする青年会の若者たち。町の活性化を図るため、その地方に伝わる民謡をディスコ調にアレンジした“イェイェ踊り”を都会で踊ろうという話になる。嫁不足などに直面する彼らのイベントは成功するか？ 『なにもしない冬』 日本の伝統、日本的なるものの象徴と言われている京都。しかしこの『北崎町』は全く風情も歴史も持ちあわせていず、観光客とも無縁、有名なのは続発する 凶悪事件のみという町だ。この町にある唯一の観光資源だった、明治時代に建てられたという欧風建築の元寺院が解体される事が国の施策によって決定した。町 のアイデンティティーを守るため、住人達が立てこもり、反対運動を始める……。 ＋＋＋ 本編｜105分＋90分（2枚組） 発売｜2007年

MONOclassic vol.2 DVD 収録作品 MONO第26回公演『錦鯉』（2000.6） MONO第27回公演『なにもしない冬』（2001.2） ＋＋＋ 『錦鯉』 あるさびれたヤクザの組事務所が舞台。 もともとサラリーマンだった男が新しく組長になったのをきっかけに事件が起こっていく。 「ルールとは何か」をテーマに、「爪の先までいっぱいになりたい」と望む男たちの物語。 『なにもしない冬』 普通のOLとして暮らしてきた女性が思わぬ大金を手に入れ、サーカスの一座を立ち上げる。しかしそれもうまくいかず、雇ったジャグラーやスタッフは去って いってしまった。残されたのはほとんど素人のピエロ担当の芸人達。そして実力のないスタッフ。しかし彼らは自らを省みることをしない。自分がうまくいかな いのは全て他人のせいなのだ。そこには苛立ちだけがまとわりついている。 ＋＋＋ 本編｜100分＋98分（2枚組） 発売｜2007年

MONO第33回公演『衛兵たち、西高東低の鼻を嘆く』 作・演出｜土田英生 出演｜水沼健　奥村泰彦　尾方宣久　金替康博　土田英生 ＋＋＋ 計画を実行する時がやってきた。 しかしどうしたというのか？ さっきから目の前でウサギが三匹跳ねている。 あの赤い薬のせいなのか？ だったら一刻も早く脱走しなくては！ このままでは……ああ。 ピョン、ピョン。 ウサギが一緒に踊ろうと誘っているよ。 おいおい、可愛いじゃないか。 MONO。 スケールの小さい大脱走喜劇！ ＋＋＋ ART COMPLEX 1928｜2005年11月18日(金)－11月23日(水･祝) 本編｜63分

土田英生戯曲集 『算段兄弟／―初恋』 土田 英生 （著） さりげない笑い、不条理の笑い、軽やかなステップを踏んで、「純情」から「混沌」へ！ 自選代表作２本を収録する。 発行｜2002年9月 出版社｜ 深夜叢書社 サイズ｜20cm／301p